google ドキュメントで連絡掲示板
私は学校環境のICT化の整備において、授業よりも教員の事務作業や授業以外のことが優先されるべきであると考えています。
その一つとして、生徒への連絡にネットツールが活かせるのではと常々考えていました。
理想としては以下のようなことを考えています。
・生徒個々人のフォルダがクラウド上に用意されている。
・用事がある生徒へメモや課題を放り込んでおける。
・帰りのSHR後に必ずフォルダをチェックする場面を作る。
以上
この環境が整うだけで、生徒に用事がある場合に発生する手間(主に生徒を探す行為)が大きく省かれると思いますし、課題等においては言った言わないのリスクを避けられます。
今回その第一歩として、クラス全体に向けた連絡ページをgoogleドキュメントで作成しました。
個人に向けて作ろうとした時に、「いざ作るとなると、そう個人的に連絡することもないかなあ」という思いがよぎったので、まずは手始めに全体に、、、です。
クラスへの約束ごとは
1 個人的に用意したもの(管理職に許可はいただきました。)だから、漏れがあるかもしれないが日々の連絡や情報を載せる。
2 進路の連絡等もなるべくここで行いたいため、全員ブックマークすること。
3 個人名を出して呼び出す場合もあるが、全体に向けて発言できることしか載せないので安心してほしい。
4 それでも嫌な場合は、個人的に教えてください。その人の名前は載せません。
5 編集は担任しかできない。
です。
このような張り紙とともに連絡をしました。
スマホを持っていない子が数名いたため、その子たちには、個人的に連絡をすることを約束しました。
とは言っても、所詮このページはサポート的にしか働かないと思うので、どうせ誰が相手であっても直接連絡はすることになるのですが。
生徒のリアクションは上々で、喜んでブックマークをし、これは便利であるというような表情がみてとれました。
さあ、どのように機能していくか。
楽しみです。
「不登校は不幸じゃない。」について
「不登校は不幸じゃない」10歳のユーチューバー 沖縄から世界に発信「ハイサイまいど!」(琉球新報) - Yahoo!ニュース
小学校のことはよくわからないのですが、恐らく小学校はいかなくても卒業証書はもらえるのかな?
高校のように、欠時切れという概念がないというふうに先輩から聞いたおぼえが、、、。
で、まあそうすると責任が問われるのは親だけでこの子に罪はないわけですね。
で、私はこう考えました。
ゆたぼんさんのような意見が一般化する。
↓
小学校にいかなくてもいいんだ!が流行る。
↓
結果、小学校に行きたい子だけが登校する。
↓
意欲ある子供を相手にするので、必然的に小学校の授業レベルが上がる。
↓
小学校教育が見直される。
(「なんと、このような授業に加えて集団生活も学べるのが公教育なのだ!」のような取り上げられ方をされる。)
↓
小学校に行く事が流行る。
↓
この一連の流れに巻き込まれたフリースクール世代なるものが大人になっていき、俺たちは一体、、、みたいになる。
最後は蛇足ですが、私が特に言いたいのは行きたくない子供が来ないことは行きたい子供にとってメリットととれるのではないかということです。
小学校の先生方のポテンシャルはすごいです。
思うような授業ができる環境に近づけば近づくほど、きっともっと素晴らしい環境になるのは間違いないと思います。
私の子供がもし学校行かなくていいんだ!とか言いはじめたら、全力を持って小学校に行くよう教育します。(いじめや一般的に理不尽と解釈できる環境を除いて)
授業における集団行動について
こちらのツイートが話題になっていました。
このような軍隊や刑務所のまねごとが学校教育に必要だと思いますか?どんな練習をしているのか知っていますか?しかも公立高校で。保護者は自分の子どもが学校で何をやらされているか知っていますか?自分の子どもにこんなことをさせたいですか?生徒たちもこんなことやりたいわけがないでしょう。 pic.twitter.com/DLrSFMh0MT
— ブカザえもん (@Ln5c0ziMLdImQd) 2019年5月5日
私の授業でも、授業の初め(高校1年生の初めの5回ほど)に集団行動を取り扱います。
集団での実技科目ということで、整列や発声の訓練をすることは、安全確保上大事なことです。
また、集団行動を求められる場での態度・姿勢を教えます。(やる時はやろう!程度のことで、どう捉え行動するかは生徒の自由です。)
がしかしそれを踏まえても、動画に上がっているのは集団行動としては少し過度かなあと思います。
でも、ツイートされている方がおっしゃっているように、これは1つの芸・発表を目指したものとして成り立っているのではないでしょうか。
これが、現代的なリズムのダンスやソーラン節などの伝統的な踊りだった場合でも、この子どもたちは動画のような迫力ある雰囲気でできるのだと思います。
まず前提として、子どもたちはこの集団行動の動作が直接、常々日常に役立つものとして、捉えているでしょうか?
私は、そんな風に捉えるほど子どもたちはバカではないと思います。
子どもたちは賢いし、鋭いです。
集団行動をいわゆる集団行動としてそのままに捉えていないだろうということです。
先程申し上げた通り、これがダンスでも合唱でもいいし、その中の選択肢として集団行動でも良かったのだろうと、わたしはそう捉えています。
教員との信頼関係や、今までの伝統や流れのようなものがなければ、こんな迫力のある発表はできません。
やりなさいといって、やってくれるほど教育は簡単ではありません。(もしも、そこに暴力があったならばとんでもないことで、この集団行動の指導は間違っています。)
子どもたちは、物事に一生懸命に取り組めるという資質があるだけであって、心までは侵されていないだろうとわたしは言いたいのです。
集団行動を教えるのではなくて、集団行動を通して何を子どもたちに習得させるのかが大事な視点だと思います。
この発表が終わった後に生徒の口から出る感想はなんでしょうか。
「あー!俺たちもやっと軍隊みたいになれたな!」や「軍隊式サイコー!」でしょうか。
それよりも「声かすれてたぞー!笑」や「礼のタイミング結局ずれたまんまだったやん。笑」などの何気ないけど一体感のある言葉であることをわたしは期待して、自分の担当クラスに集団行動を教えます。
パスワードの定期変更
すこし前から無駄だったということがわかってきた、パスワードの定期変更。
MSも「パスワード定期変更は不要」表明―Win 10の次期セキュリティ基準で - Engadget 日本版
私が見た記事では、定期的に変えることによってユーザーが簡単なパスワードを設定してしまうから、結果逆に危ない。ということが書かれていました。
いま、職員が利用できるネット上のシステムでは、パスワードの定期変更を求められます。
もはや無駄、逆に危ないと言われ始めたパスワード変更に対して、そのシステムの環境をどのように対応させていくのかが気になるなあと思っています。
というのは、建前で、私の予想は無駄で逆に危ないパスワード変更をこの後もしばらく使うことになる。なので、実のところ何年遅れで対応するかなあという観測が狙いです。。。
どんどん変わっていくインターネットの常識には、個人でついていく気がないとどうしようもないと思います。
それを会社や団体のシステムとして使うのってとっても難しいですね、、、。
企画し、申請し、許可を取り、財源を確保し、、、なんてやってる頃にはそのアイデアやハードは時代遅れになっていることが多いんじゃないかと思います。
だからこそ、こうしたジャンルのことは現場への到着がたとえ公的機関だとしても規格外のスピード・柔軟性を持って推進されなければと思います。
(´・_・`)
iCloudのpdfを統合する方法
pdf化した複数の別データを後になってから、統合したい時があります。
ScannerProに元データを保存しておけば、簡単に統合できるのですが、私はすぐに消してしまう派なので、iCloud上にしかデータが残っていません。
iCloud上では、ファイルの統合ができないので、そこで購入したアプリがPDF Expertです。
iPhone・iPad 向け最高の PDF 編集アプリ | PDF Expert 6
このアプリ、統合以外にもとっても有能なアプリなので、iPad使用者には本当にお勧めします。
まずはファイルアプリを開き、
任意のファイルをgoogle driveにペーストします。
「Google ドライブ - 安全なオンライン ストレージ」をApp Storeで
※ちなみにファイルアプリから、選択→共有でgoogle driveを行なっても、うまくアップロードできないという事象があったので、あえてドラッグ&ペーストにしました。
※さらにちなみにPDF ExpertでiCloudフォルダを直接開いても、ファイルの統合はできません。。。
次の手順はPDF Expertでgoogle driveフォルダを開き、
統合したいファイルを選択し、PDF Expert内にダウンロードします。
すると、PDF Expert内の書類フォルダにダウンロードフォルダができるので、その中の統合したいファイルを選択します。
今回はpdfではなく、画像で行ったため統合はできませんが、画像の通りpdfであれば統合ができます。
ファイルアプリで統合できるようになったら、とっても便利なのになあ、、、
ペーパーレス環境へのハードル
今日、会議の出欠確認をgoogle formで取ろうと意気込み、google formのQRコードを載せた要項を職員にお配りしました。
もちろん、QRコードが読み取れないという方にも配慮して、URLも同時に載せたものです。
それを受けての職員の皆様は、ほとんどがQRコードを経ての回答をして下さいました。
ありがとうございました。
が、一部の職員は口頭での出欠のお返事や、ショートメールでのお返事をいただく結果となりました。(批判ではなく、事実として。)
ここから見えてくるのは、便利なペーパーレスやデジタル処理も、データの送り手(今回の件においては、出欠席を送信する側)の協力がないと満足に機能しないということ。(当たり前でした。)
それに加えて、協力を得られない送り手が上記のことについて、ひとつのフォーマット上で処理しないデメリットを当然のことながらご理解いただけてないこと。でした。
なぜ、データ上で出欠席の意思を募るのか。
なぜ、紙媒体でやらないのか。
そのひとつには、簡略化できるものは積極的に簡略化するべきであるからだと私は考えます。
ひとつのデータ上でやれれば、私が回収し、整え、確認する手間が省けるのです。
回答者からしたら、スマホやPCでワンクリックで回答を提出でき、必要とあらば要望を添えられる機能まであるのです。
google formは、これまでマンパワーを無駄に割いていた部分をスマートにしてくれているのです。
もちろん、些細な手間ですがその些細な手間こそ積極的にスマートにしていくべきだと私は思うんです。
この理解の差を埋めていくことが出来ない限り、ペーパーレス・デジタル化はまだまだ遠い道のりだなと感じました。
また、当分の長い間はペーパーレスや作業のデジタル化は、個人の範囲でしかやれないんだろうなと、悲しい思いをした出来事でした(泣)
google form
を、使ってアンケートを作ってみた。
本当に手始めになのでシンプルな構成です。
健康ですかという問いに、はい・いいえで個別の質問に飛ぶように構成してみた。
はいを選ぶと、、、
驚いたのは回答が即座にグラフになること。
シンプルで視認性が高いと思います。
さらにデータをスプレッドシートで管理できるので、更にデータを抽出してグラフを作ったりと、活用の幅が広い。
少し触っただけで、簡単に作成できるので、授業や校務に活かしていきたいです。